中古軽自動車で実燃費を算出する方法。

新しく自動車を購入したら、その実燃費を知りたいところです。

僕が購入したのは1999年製のミラ・ジーノ（L700S）です。
ターボがついていない、4速ATのモデルで、公称スペックでは燃費が18.6km/L、タンク容量が40Lとのことでした。

今回、購入してから1ヵ月強でガソリンが空になりそうだったので給油してきました。
これを参考に、我が家での実燃費を算出してみます。

走行距離を確認する

実燃費を算出するには当然、走行距離がわかっていなければなりません。
僕は我が家に車が届いた時にメーターを撮影しておきました。

運転席から見える計器の中に、こういう感じのヤツがありますよね。
「068267」となっているのが、この車が走行してきた総距離です。
このメーターを「オドメーター」といいます。

オドメーターは簡単にリセットすることができないようになっているそうです。

そして「001.7」となっているのが、おそらく販売業者さんがガソスタから僕の家に届けてくれるまでに乗ってきた距離だと思われます。
こちらは「トリップメーター」といい、簡単にリセットすることができるものです。

こちらが給油直前の走行距離です。

1ヵ月で391kmを走ってきたことになるわけですね。
年間に直すと4,692kmなので、任意保険申し込み時の「年間5,000km未満」の範囲内です。このままなら。

給油時に満タンで何リッターになるかを確認する

給油をする時は、とりあえず満タンに入れてみます。

今回、31.07リットルで満タンになりました。
・・・タンクが40Lなので、もう10L分ぐらいは走れたんですね。
※日本車の場合はだいたいエンプティランプ点灯時点で残10L、50km程度は走行できる・・・となっているそうです。

走行中に燃料切れで止まっちゃうのが怖くて、僕はだいたいいつも早めに給油しちゃいます。

これで、前回の満タン給油時から今回の給油までに使ったガソリン量がわかりました。
あとは距離をリッターで割るだけです。

実燃費を算出する

我が家の場合、391kmを31.07リットルで走ったわけなので、1リットルあたりの燃費を算出するには「391÷31.07」とやればOKです。

すると、12.584という数字が出てきました。
つまり、だいたい1リットルあたりだいたい12.6km走れるという計算になります。

これは前情報で得ていた数値とほぼ同じだったので「やっぱりそうだったか」って感じですね。

ただまぁ、ちょこちょこ街乗りをするのか、遠くへ遠征するのか、どれだけの重さを積載するのか・・・などいろいろな条件によって変わってくると思うので、より正確な値を算出したい場合はこういったことを繰り返して平均を出す・・・というような感じになるのではないかと思います。

おわりに

購入前は年間2,616km走行、120円ぐらいのガソリン代、燃費12km/lで計算していたので、年間のガソリン代が26,160円というものでした。
・・・が、やっぱり買っちゃうと乗りたくなるもので、このままいけば年間4,692km・・・燃費12.6km/lで計算しても372.3リットルぐらいのガソリンを買わなければなりません。

しかもガソリン代が今あがっていて、レギュラーの1リットルが134円もするんですよ。
そう考えると年間のガソリン代が49,899円・・・倍近くになる計算です。

ううむ・・・これはなかなかバカになりませんね。

おまけ

今回、より安いガソリンスタンドを探してちょっとウロチョロしてしまったのですが、いくら安いガソリンスタンドがあったとしても1リットルあたり数円の差です。

たとえば、10km先に1リットルあたり4円安いガソリンスタンドがあった場合・・・そっちに行く方が本当にお得なのでしょうか・・・？

リッター10kmの車で片道5km走ると考えたら、往復10kmで1リットルのガソリンを消費することになりますよね。
ってことは134円より4円も安い130円だったとしても、130×1リットル=130円は無駄に使ってるわけじゃないですか。

もし30リットルの給油をした場合、近所の134円のスタンドなら4,020円ですが、遠方の130円のスタンドなら3,900円。

一見120円得したようにも見えますよね。
でも、120円分を得するために130円が無駄に使われているわけですから・・・10円損したことになる・・・と。

これは極端な例ですが、遠方のガソリンスタンドに行く場合にはこういったことも考慮にいれたほうがいいですね。