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乗り出し20万円の車は乗れるのか

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カーシェアリングと格安中古車の購入、結果的にどっちがお得なの?

      2017/10/17

中古車を購入しようと思った時、ふと「カーシェアリングと中古車、どっちが安いんだろう?」と疑問に思いました。

そもそも車が必要になったのって移動するための足が欲しかったわけで、自分で所有せずとも必要な時に使えるカーシェアリングの方が結果的にお得なんじゃないかと考えたからです。

そこで、中古車を購入するのとカーシェアリング、どちらがお得なのか。
その境界線となるのは何なのか?を、メリット・デメリットと共に追ってみたいと思います。

カーシェアリングとは?

カーシェアリングというのはその名の通り車をシェアする方式でのサービスです。
レンタカーと似たようなもので、より手軽に使える方法と考えればよさそうです。

使い方としてはあらかじめサービスへの入会をしておき、WEBで予約、車両が停めてある駐車場へ行って利用、元の駐車場へ返却・・・といった流れ。
キーも車についているのでレンタカーのように面倒な都度の申し込み等がありません。

日本においてはタイムズのカーシェアリングが広くサービス展開されていますので、タイムズの情報を例に「カーシェアリングを利用する際の、中古車を購入するのに比べたメリットとデメリット」を知っておきましょう。

カーシェアリングのメリット

カーシェアリングには中古車を購入するのに比べて多くのメリットがあります。

月額の駐車場代が要らない

カーシェアリングの場合、車を自分で所有するわけではありません。
そのため、乗っていない期間にかかる金額というのは入会金と月額料金のみです。
※月額料金は、その月に乗れば利用料に充当されるものなので、毎月乗っていれば実質0円。

僕が計算した限りだと、格安の中古車を購入した際に年間の維持費をかなり圧迫してくるのが駐車場料金でした。

たとえば毎月1万円の月極駐車場と契約すれば、年間で更新料をあわせても13万円の出費になります。
1年間車を維持するだけでもう一台中古車を乗り出せるぐらいの駐車場代がかかるわけですね。

カーシェアリングならこうした駐車場代がかかりません。
これはかなり大きなメリットと言えそうです。

メンテナンス費用も要らない

同時に、自分の車ではなくあくまで「サービス会社が所有する商品としての車」であるため、自分でメンテナンスをする必要がありません。
要するに、「車が乗れないような状態」になると困るのはサービス会社の方なので、メンテナンスには余念がないわけです。

本当に車が好きな人ならまだしも、車を「足」程度にしか考えてない人からするとメンテナンスはとても面倒なものです。
こうしたメンテナンスの心配をしなくて良いというのはメリットだと言えます。

税金もかからない

そして自分の所有物ではないので自動車税、重量税などを支払う必要がありません。
取得の際の自動車取得税も要らないです。

大型の車種になればなるほどこうした税金が日本の自動車保有者を苦しめている現状を考えれば、これがないというのもかなりのメリットではないでしょうか。

補償制度がついている

税金だけではなく、自賠責保険や任意保険の加入も必要ありません。
というのも対人、対物、車両、搭乗者に対しての補償制度がもともとついているからです。

近年は任意保険に加入せずに車に乗っているという方もいるそうで、事故時の損害額をどうするつもりなのか気になるところですが、カーシェアリングならサービス会社の方で加入してくれているので問題ないわけです。

※ただし、事故時には損害額以外のNOCと呼ばれるサービス会社への営業補償を支払う必要が出てきます。
また、タイヤの破損など車両保険に含まれないものもあり、タイムズのカーシェアリングでは利用ごとに309円(税込み)のTCP安心補償というサービスに加入することでこれらも補償してもらえるようになります。

軽以外が選べる

車両本体価格や税金、燃費などの面から仕方なく軽自動車を選択しようと思っている方もいるでしょう。
カーシェアリングならどの車種を選んでも基本的に均一価格になることが多いので、軽以外の車に乗ることができます。

軽自動車の場合、どうしても坂道での馬力が足りなかったり、事故の際のダメージが大きかったり・・・あとは道で煽られたりといった難点がつきまといます。
さらには4人までしか乗れませんので、5人以上の家族では利用できません。

普通のコンパクトカーなどが用意されているカーシェアリングなら、そういった心配もありません。

給油・洗車が無料

車に多く乗れば乗るほど、ガソリン代も悩まされる維持費の一つです。
特に旧型の中古車で燃費が悪い場合などは乗れば乗った分だけ高くつきます。

カーシェアリングの場合、給油と洗車を車に備え付けのカードで行うことが出来、条件さえ重なればその給油や洗車にかかった時間分の割引も適用されます。
要するに、ガソリン代に関して言えば「乗れば乗っただけお得」・・・みたいな感じですね。

洗車費用も無料というのはありがたいです。

カーシェアリングのデメリット

と、こうやってみるとメリットばかりのようにも見えますが、カーシェアリングにもそれなりのデメリットは存在します。

距離じゃなくて時間に対してお金がかかる

一番のデメリットはこれだと思います。
例えば近すぎず、遠すぎずなショッピングモールへのお出かけ。
ちょっと乗って行き、現地で時間をたくさん費やして、またちょっと乗って帰ってくる・・・こういう使い方でも「乗っていない時」に費用が発生しているわけです。

同様に、例えば実家へ帰省するのに使って、丸1日、2日と実家で過ごした場合も同様ですね。
なんとなくイメージとしては「乗った分だけ支払う」という感覚ですが、そうではなく「借りている時間に対してお金を払う」というのが正解です。

そのため、本当のドライブ目的とか、行った先での用事が短い場合にはわりとコストパフォーマンスが良さそうな気がします。

時間制約がある

時間で借りているということは同時に、時間制約があるということを意味しています。

マイカーであれば、自分のプライベートな時間が許す限り、何時間使ってもOKです。
カーシェアリングでは次の人の予約が入っていることを考えると、時間を過ぎるのはNGだったりするわけです。

好きな時に乗れない・乗り出しに手間

マイカーの場合には、自分が乗りたいと思った時にいつでも乗れるメリットがあります。
対してカーシェアリングの場合は、他の人が乗っている時には使えません。

土日が休日の人は特に他の人との利用希望時間がかぶる可能性が高いですよね。
そうなると「使いたいと思った時に空きがなかった」ということに成りかねないのです。

車が空いていたとしても、乗りたいからすぐに乗れるというわけではなく、事前にWEBで予約をしなければならないなど、乗り出しへの手間が毎回かかるというデメリットがあります。

毎回車種が変わる可能性

マイカーならいつ乗っても同じ車です。
そのため、ちょっとした癖なんかも乗っているうちに慣れてくるものです。

カーシェアリングの場合は、いくつかの車種から選べるようになっているものの、前述の通り基本的には「空いている車」を使うことになります。
つまり、「いつものあの車が乗り心地最高なんだよな」とか、「今日は荷物が多めになりそうだから荷台が大きいヤツがいいな」とか思っても、空きがなければ他の車種を選ばざるを得ないのです。

自由度が低い

カーシェアリングはあくまで借り物です。
その車両はあなたの所有物ではありません。

他の人も使うため、いろいろとマナーやルールが存在しているのが現実です。

たとえば車内が禁煙だったり、ペットを乗せられなかったりといったことから、灯油を運べないといった制限がかかっていることなどが挙げられますね。

また、自分用にカスタムすることもできないので、あくまで移動手段としてしか車をつかえないことになります。

他の人も乗る

そして、他の人も乗るということは、逆に言えば他の人のマナーが悪かったときに被害を被るのは自分ということにもなるわけです。

前の人がゴミを持ち帰ってくれなかったり、禁止されているペットを乗せていたりしたら最悪ですね。
マイカーであれば基本的には自分以外の人が乗りませんので、こういった心配が要りません。

ペナルティ項目が多い

借り物であるということは、ルールやマナーを守れなかった人に対してのペナルティを存在させます。
たとえば車内で吐いてしまった・・・などがペナルティになるのは納得できると思いますが、「車に忘れ物をした」「ゴミを捨てるのを忘れた」といった場合にもサービス会社の手間となるため、ペナルティ料金の請求をされることになるのです。

チャイルドシート

あと、見落としがちな項目として・・・チャイルドシートの件があります。

子供がいる家庭ではチャイルドシートを設置しなければ子供を乗せて走ることができません。
・・・が、基本的にカーシェアリング用の車にはチャイルドシートはついていないのです。
※あくまでタイムズの場合

つまり、自分でカーシェアリング用のチャイルドシートを用意しておき、普段は自宅で保管。
乗る時にはそれを持って車のところまで行き、設置しなければなりません。

チャイルドシートって結構大きいんですよね・・・家に置いておくのはちょっと厄介です。
また、いちいち運んで取り付けて・・・というのはかなり面倒です。

マイカーなら基本的に装着しっぱなしでいいんですけどね。

どれだけ乗るならカーシェアリングの方がお得なのか

中古車、カーシェアのどちらにもメリット・デメリットがあるので、その辺りは自分の使い方と照らし合わせて考えることになります。
そのうえで、「中古車でもカーシェアでもどっちでもいい」となった場合には、取得費や年間維持費を比べてお得な方を選びたいところです。

今回、18年落ちの乗り出し20万円の軽自動車(燃費は12km/l)を購入する場合とタイムズのカーシェアリングを比較してみると、こんな感じです。
※僕が想定する使い方の前提(年間走行距離5,000km程度、駐車場料金1万円程度)です。
カーシェアの方は2日に1回(月に15回)6時間利用で計算しました。

中古車 カーシェア
初期費用 20万円 1,550円
年間維持費 月額利用料 0円 4,020×15×12 = 723,600円
税金 12,900 +  8,800÷2 = 17,300円 0円
保険料 25,070÷2 + 27,380 = 39,915円 309×15×12 = 55,620円
燃料費 5,000÷12×120 = 50,000円 0円
駐車場代 10,000×(12+1) = 130,000円 0円
維持費小計 237,215円 779,220円
その他費用(整備等) 50,000円 0円
維持費小計 487,215円 780,770円

もし、2日に1回、10km程度離れた場所へ移動するのに使う場合(・・・僕の場合は妻が実家へ通う頻度と距離でこの計算が基準になっています)、中古車なら整備費等を含めた年間維持費が287,215円といったところです。
これがカーシェアリングだと距離は関係なく、だいたい実家への往復と滞在で6時間はかかると考えた場合で、年間費用が779,220円ということになります。

初期費用としての車両代金20万円、カーシェアの登録料金1,550円を上乗せしても、487,215円と780,770円となるので30万円近くも中古車を所有する方が安く上がります。

これがもし、週1回(月に4回と仮定)の場合だとどうでしょうか。
税金や保険料、駐車場は変わりません。整備費用も変わらないと仮定して計算してみます。

すると、年間走行距離が10km×2(往復)×4回×12ヵ月=960kmとなり、中古車を購入した場合の年間の燃料費は960÷12×120円(1リットルあたりの想定)で、9,600円。
※走行距離が減るので任意保険料金もちょっと下がるはずです。

対してカーシェアリングの利用料の方は4,020×4×12 = 192,960円となります。

中古車 カーシェア
初期費用 20万円 1,550円
年間維持費 月額利用料 0円 4,020×4×12 = 192,960円
税金 12,900 +  8,800÷2 = 17,300円 0円
保険料 25,070÷2 + 22,700 = 35,235円 309×4×12 = 14,832円
燃料費 960÷12×120 = 9,600円 0円
駐車場代 10,000×(12+1) = 130,000円 0円
維持費小計 192,135円 207,792円
その他費用(整備等) 50,000円 0円
合計 442,135円 209,342円

この場合、中古車の年間維持費が242,135円、カーシェアが207,792円となり、カーシェアリングをした方がお得ということになります。
中古車は初期費用としての20万円もかかってくるので、さらに差が開く感じですね。

※ただし初期費用は翌年からは発生しません。

週1~2ぐらいの利用ならカーシェアがお得かも

こういった点からざっくりと、週1~2回の利用(かつ片道10km)ぐらいならカーシェアを使う方がお得、と考えられそうです。

もちろん駐車場代は場所によって前後しますし、車両状態によっては整備費がもっともっとかかるでしょう。
なので一概にどうとは言えない感じですが、乗る距離や時間が短ければ短いだけ、カーシェアリングがお得なのは間違いありません。

また、中古車の価格や入手時の状態次第でも価格差は変わってきますね。

ただし、前述の通り「土日は使えない可能性もある」などを考慮すると、平日に使う予定がある人でなければ利便性は低い可能性も残されています。

 

 - 購入時の注意事項

             

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