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乗り出し20万円の車は乗れるのか

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中古軽自動車、コンパクトカー、SUV、アメ車の維持費を比較

   

僕が自動車を買おうと思った時、軽自動車とコンパクトカー、SUV、アメ車で悩みました。

どうせ乗るなら自分の好きなSUV、アメ車を選びたかったんですが、諸々の費用を考えるとコンパクトな車かな・・・と、あれこれいろいろな車を見たものです。

さて、これらの車を選ぶ際には本体価格と燃費以外にも税金や保険などの金額差を気にしておかなければなりません。
以下に簡単な比較表を載せておきます。

軽、コンパクト、SUV、アメ車の年間維持費

今回僕が買おうと思っていた古い車(18年落ちなど)の場合で考えると以下の表の通り。

軽自動車
660cc
~1t
コンパクト
1300cc
~1.5t
SUV
2400cc
~2t
アメ車
4200cc
~2.5t
自賠責保険 12,535円
(2年で25,070円)
12,915円
(2年で25,830円)
12,915円
(2年で25,830円)
12,915円
(2年で25,830円)
任意保険 26,890円 29,920円 25,010円 28,820円
税金 自動車税 12,900円 34,500円 51,000円 76,500円
重量税 4,400円
(2年で8,800円)
12,300円
(2年で24,600円)
16,400円
(2年で32,800円)
20,500円
(2年で41,000円)
ガソリン代
年間5,000km走行時
40,625円
(16km/lの時)
32,500円
(20km/lの時)
65,000円
(10km/lの時)
108,333円
(6km/lの時)
97,350円 122,135円 170,325円 247,068円

軽自動車はダイハツミラジーノ、コンパクトカーはホンダフィット、SUVはトヨタハイラックスサーフ、アメ車はシボレートレイルブレイザーを参考にしました。
細かいところはさておき、「だいたいこんな感じ」という表です。

実際には任意保険と自動車税、ガソリン代は毎年かかってくるもの、重量税は2年ごと、自賠責はまとめて払った期間ごとにかかってきます。
便宜上、年間費用として記載しました。

自賠責保険はほとんど変わらない

自賠責保険は普通自動車か貨物か、軽自動車か・・・といったくくりになっているため、コンパクト、SUV、アメ車共に2年で25,830円という金額でした。
一方、軽自動車が2年で25,070円。

年間で760円しか差がありません。
月額に直せば60円強といったところです。

強制的に加入しなければならない保険は、どんな車に乗ろうともそこまで気にしなくて良いみたいです。

任意保険はコンパクトが一番高い??

今回、任意保険についてはアクサダイレクトのスピード査定で調べてみました。
[参考]保険料スピード診断|アクサダイレクト

30代男性、免許証ブルー、ノンフリート等級6(初めて)、年間5,000km未満走行で排気量だけ変更したらこのような結果になっています。

ただ、こちらもいずれも同じぐらいの価格ですね。
一番高いものと一番安いものを比較しても4,910円なので、月額400円強。

※ちなみに、一応「任意」保険となっていますが、自動車に乗る人間の責務として必ず加入するようにしましょう。

自動車税が鬼門

車を所有していると、必ず一年に一度自動車税の請求があります。
自動車に乗るだけで税金がかかるわけです。

自動車税は排気量によって請求額が変わり、アメ車の1/6程度しかパワーのない軽自動車だとそれなりに安価になるんですね。

軽自動車とアメ車の場合だと、年間で63,600円も差がありました。
月額で5,000円以上です。

これはかなり大きいですね。

軽自動車じゃなくても、たとえばSUVとアメ車を比較しても年間で2万円ぐらい開きます。
排気量の大きい車に乗ることが如何に大変かがわかりますね。

重量税も大きい

もう一つ、車検の度にかかってくる税金、重量税があります。
自家用車で18年落ちの場合は車検が2年に1度なので、2年ごとにかかる税金ということになります。

重量税は車両の重さによって金額が決まってきます。
上で想定した軽自動車だと1トン未満だったので2年で8,800円。
1年に直すと4,400円です。

これが2.5t未満のアメ車の場合に41,000円になります。
1年で20,500円ですね。

実に徴収金額に5倍の差が生まれています・・・。

重い車に乗ることもとても大変なんだなと思わされます。

ガソリン代も馬鹿にならない

そして最後にガソリン代。
年間5,000kmを走る場合に、軽自動車が16km/l、コンパクトカーを20km/l、SUVを10km/l、アメ車を6km/lと仮定した場合の金額です。
ちなみにリッター130円で計算しました。

燃費に関しては乗り方によっても変わってくるため、なんとも言えません。
参考程度で考えておいてください。

もし、この通りであれば、車両が重くなるほどに年間のガソリン代も上がっていっていますので、やっぱり重い車のハードルが高いと言えるわけです。

維持費の合計金額を見ながら、車両を比較していきたい

維持費の合計金額を見てみると、大きな車になっていくにつれて維持費の上昇率も上がっていることがわかるかと思います。

軽自動車とコンパクトカーの差は25,000円程度なのに、コンパクトカーとSUVは50,000円ぐらい差が出てますね。
そしてSUVとアメ車なら65,000円ぐらい違います。

さらにですね、軽やコンパクトカーといった流通量が多い車の場合は消耗品も安価に出回っている可能性がありますが、アメ車などであればそもそも日本にパーツがないなんてことも考えられます。
修理やら何やらが発生すれば、そういった部分にかかる費用もまた大きくなることに注意が必要ですね。

もし車両金額がだいたい同じだったとしても、こういった点を踏まえたうえで「自分が無理なく乗れる車はどれだろうか・・・」と考えていくようにしましょう。

※ちなみに、自宅に駐車場がなければこういった費用以外にも駐車場の貸借が必要になります。
軽自動車だとどんなところでも入れられますが、車両が大きくなると選択肢も狭まるため、高額な駐車場になってしまう可能性がある点にも注意です。

 - 購入時の注意事項

             

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